こんにちは!みなせです!
学生の頃は、同じ作者の本ばっかり読んでいて、江國香織さんや、吉本ばななさん、そして1番読んだのは浅田次郎さんでして。もう、浅田次郎さんが好きすぎて同じ本何回も読んでるタイプです。
でも歴史物は苦手なのでもっぱらハートフル系やお笑い系、義理と人情893モノ、といった所でしょうか。
さて。そんなワタシ、2021年に話題になった浅倉秋成さんの、「六人の嘘つきな大学生」を今更読んだんです。
今秋に映画化されるみたいですね。
読もうと思ったきっかけ。
子供が生まれたら、絶対時間ない、と思っていたのですが、子供のためにスマホを触る時間を減らそう!と思って(思ってるだけ)どうせなら時間ができた時に本でも読んで、「本を読むことが当たり前の環境」というのを作ってやろうではないか!と思ったのが始まりで。この本を選んだのは、またまた本屋さんにあったというのと、タイトルを聞いたことがあったから、と言った具合でしょうか!
でも、本屋ってそう言うものだって言いますよね。
「本が呼んでる」らしいです。読み物だけに、呼ぶそうです!
ミステリー初心者でも楽しめた!
【2022年本屋大賞候補作】
「犯人」が死んだ時、すべての動機が明かされる――新世代の青春ミステリ!ここにいる六人全員、とんでもないクズだった。
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を
得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。『教室が、ひとりになるまで』でミステリ界の話題をさらった浅倉秋成が仕掛ける、究極の心理戦。
読書メーター
先述した通り、ワタクシ、浅田次郎が大好きで。彼の作品もミステリーはあったのですが、そこまで謎解き要素は多くなく、物語の延長線上にミステリー要素がある、みたいな感じでした。
そんなワタシが苦手なミステリーを、この一冊で克服しました!(苦手なんですよ、ミステリーって、焦ったい感じがして)
「犯人」の目的に・・・
読書メーターさんのあらすじにもあるように、この、犯人の目的がですね、なんといいますか、妙に納得してしまって。目的に関わる伏線やストーリーも納得、というか、犯人に同情すらしてしまいそうになる、というか、してしまって。
それも含めて是非とも読んでもらいたい本です。
就職活動してる学生にも是非読んでもらえたら、いやもう、是非。(就活する気ならなくなりそう。)
時間がある時に読むべき本
もう、続きが気になりすぎまして。
「子供が寝た時」とか、「病院の待ち時間」だけ読もうと思ってたのに、夫に無理言って家事ほっぽって読んでました。
だって、続きが呼ぶんだもの!!
絶対一気読みしたほうがいいです、これ。
ミステリー初めてだったからかもしれないけど、もうドキドキしてしまって、不眠が悪化しました!(よくないやつ笑)
どちらかと言うと、「終わってしまうのが勿体無くて続きが読めない」タイプの人間なのですが、いい意味で早く終わらせたい!っていう、新鮮な焦ったさがありました。
結局ミステリーにハマってしまった
次に読みたい本はもう決まってて、藤崎翔さんの「逆転美人」です。
次に読みたい、とか言いながら、本屋で見つけられなくて、結局、杉井光さんの「世界でいちばん透きとおった物語」を買いました。
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