こんにちは、みりおんです!
近年では地球温暖化から始まった脱・炭素の動きで、ガソリンのみで動くガソリン車から
電気を併用するハイブリット車(HEV)を始めとした電気自動車(EV)が少しずつ
増えてきています。
今回は、EVの中でも電気のみで動くバッテリー式電動自動車(BEV)の購入を考えて色々
調べたことをまとめていきたいと思います!
EVって?
EV(電気自動車)は、Electric Vehicleの略称で、電気で動く自動車全般を指します。
EVは厳密には、以下のように分かれているようです。
- BEV(Battery Electric Vehicle) ・・バッテリー式電気自動車
- HEV(Hybrid Electric Vehicle) ・・ハイブリッド自動車
- PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle) ・・プラグインハイブリッド自動車
世間一般で広く普及しているのは、上のうちHEV(ハイブリッド自動車)になります。
トヨタのプリウス・アクア・シエンタ、ホンダのフリード、スズキのソリオ・ハスラー等々
最近の人気車種はHEVが多いようです。
HEVのメリットは燃費の良さで、電気とガソリンの両方を使うことでガソリン消費を
抑えることが出来ます。
デメリットは車両価格が高いことです。
一昔前に比べ高機能になった分、車体価格も少しずつ上ってきています・・。
日産の軽BEV
日産から2022年に発売した軽自動車のBEVがサクラです。
前回までの記事はこちらをご参考下さい!
軽BEVがオススメな人
前回確認したメリット・デメリットは以下の通りでした。
[メリット]
・維持コストの安さ
[デメリット]
・車両価格が高い
・充電場所が限られる
このデメリットの影響が少ない方が、軽BEVが向いている方となります。
「車両価格」
→補助金を使ってもガソリン車やHEVより割高な点については、利用する距離が長い方は
燃費の節約効果が大きくなります。
・・・が、燃費だけでは10年使ってもガソリン代と電気代の差で、車両代は賄えません。
例えば、マイルドハイブリットHEVのデイズで約200万円、軽BEVのサクラが345万とします。
補助金で国から55万、自治体から10万とすると285万相当で、車体価格の差は85万です。
前回の価格比より、年10,000km走る方で燃料費差が約29,000円、
年数にすると29.3年かかることになります!!!
軽BEVの耐久はバッテリー保証が8年or160,000kmのため、10年使えると考えても
ワリが合わないことになります。
このため、電気代を支払いながら使うのは燃費の面で有利にはならないため
太陽光(ソーラー発電)が使える方の場合を想定してみます。
HEVの燃料費が年間約66,660円のため、燃料費がなしを想定して年数にすると12.75年かかります!!
軽BEVが10年使えると考えてもワリが合わないですね。
「充電場所が限られる」
現状では、充電スポットは増えているとはいえガソリンスタンドよりは少なく、
充電時にも会員登録や会員料金がかかったりと使いやすいモノではありません。
このため、「自宅で給電」できるのが最低限必要になってくると思います。
給電環境が整っている集合住宅、充電設備が設置可能な戸建住宅が必要になるでしょう!
・・こう考えると、まだまだ一般化にはやや遠い技術ですね。
まとめ
「日産サクラ」の調査まとめ紹介3でした!
国の方針では2035年までに電気自動車販売率100%を目指すとのことで、
これからも電気自動車は増えていきそうです!
みりおんでした!
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