こんにちは!みなせです!先日静岡県の伊東市まで観に行った舞台の感想です!
第一部は始終「あたたかい笑い」に包まれていた
客層もあってのことでしょうか?館内満席とは言わないまでも、観劇しているお客様のマスクの上から除く目が優しかったように思います。
お局OLのボヤキも、会場に優しく
オオタスセリさんの一人芝居!といったら、「ばんばみちこのOL日記」42才のお局OLが、自虐ネタから世の中の不平不満、宴会での一発芸などを披露する芝居。時折時事ネタを織り交ぜたり、最近の人気曲「オトナブルー」の替え歌も(ダンスも)最高で、多分お母さんに連れられて田中真弓さん目当てで来たであろう小学生くらいの男の子もゲラゲラ笑っていました。
あっぱれ田中真弓さん
真弓さんの一人芝居、「侵入」アドリブなんだか脚本に書かれたセリフなんだか、たぶんそういう際どいところも舞台の面白さで、なるほど、「舞台ほんと面白い」って、冒頭に中山千夏さんと話してたことがストンと落ちてきたのでした。
ご本人、「ルフィとかクリリンとかとイメージ違うからぁ!」とおっしゃっていましたが、やはり、ここ(舞台)があっての、あのパワーなんだな、と思います。
舞台上を走り回り転げ回り、身長150センチに満たないなんてぜんぜん思いません!笑
二人芝居も息ぴったり
毎度思うのですが、お芝居の途中で「役」としてではなく、『オオタスセリ』と『田中真弓』になる瞬間があって、私はその瞬間が最高に面白いとおもっていて。
芝居の内容によっては興醒めしてしまう「素戻り」ですが、絶妙なタイミングで、物語の内容を邪魔しないのがお二人のすごい(というかずるい)ところ。
昔お二人の芝居を見た時に、真弓さんが急に『台本ここまでしかねぇんだよ!!オオタスセリのバカヤロー!!』って言いながら去っていって、それを聞いたスセリさんのなんとも言えない笑い方がめちゃくちゃ面白く、さらに生もの(舞台)にハマってしまった所以です。
流石に伊東では『台本ここまでしかねぇんだよ!!オオタスセリのバカヤロー!!』は聞けませんでしたが、気になる方は是非とも下北沢へ!笑
アイドルたちの夢の共演第二部
中山千夏さんの司会から始まり、くらしきまゆみ(田中真弓さん)の「恋のドガボガド」をBGMに現れた、田中真弓さん演じるアイドルのイネコ(苗字わすれた)。「伊東市に森高千里がくるー!」とキャッキャする様子はもうほんと、アイドルそのもの!
まぁ、森高千里さんがくるはずもなく、現れたのはショッキングピンクの森高千里(もりたかせんり)こと、オオタスセリさん。
天晴れ!「最後に『かわいいー』ってつければなんでもゆるされる」という今の風潮を揶揄しながら、『岸田さん、いじめられっ子の顔しててかわいいー麻生さんの言いなりでかわいいー』と歌い上げる(!?)様子は爆笑しないでいられようか!!
こういうの、舞台の醍醐味ですよね。こうあるべきなんだ、と、私は思います。
子ども食堂の歌
オオタスセリさんが応援している活動のひとつの、「子ども食堂」その取り組みを歌った歌。
子供の目線に立った歌だけど、ほんとうにあたたかくて、子ども食堂それ自体知らない人にも、心に刻むことができる、本当に素敵な歌だ、と改めておもいました。
どの星のもとに生まれた子供にも温かいご飯があるように。
自分が離乳食を作って、子供に食べさせるようになって、またさらにこの言葉の重みを感じました。
そして、地域に密着していることが多いこの「子ども食堂」。(いろんなことも食堂があります、
地域でのかかわりが薄れつつある昨今、とてもいいものだと思います。
皺皺(しわしわ)に輝く
田中真弓さんの、「皺皺に輝く」という歌、私は今回初めて聴いたのですが・・・。
人生いろんな経験が、自らのシワとなって、輝く、輝かせていこう!と思える歌。歌唱力(発声力!?)も相まって、会場全体が完全に飲み込まれていました。
どう見ても、どう逆立ちしても、二人ともなかなかにインパクトのあるお姿なのに、それを上回る歌の力。
天晴れでした。
スセリさんとパシャリ
スセリさん、お肌すべすべなんだよね。
真弓さんとは画ですみません。
大満足の2時間でした。
その①はこちら↓
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