[03] 新築の「値下がりリスク」を考える:憧れと現実のバランス

住まいと暮らし
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「マイホームを買うなら、やっぱり新築。だって資産になるから」

家探しを始めたばかりの頃、私も妻も、漠然とそう思っていました。でも、いろいろな物件を見て、不動産の仕組みを調べていくうちに、ある冷酷な事実に突き当たりました。

それは、「新築住宅は、鍵を受け取った瞬間に、その価値が数割も下がってしまう」という現実です。

前回記事はこちら:[02] ローンに縛られない「家計のルール」

1. 「新築プレミアム」という見えないコスト

なぜ、新築は買った瞬間に値下がりするのでしょうか?

そこには、物件そのものの価値とは別に、広告宣伝費やモデルハウスの維持費、営業マンの人件費などが「新築プレミアム」として価格に乗せられているからです。

私たちが支払う数千万円のうち、かなりの割合が「新築という特別な体験」のためのコスト。 投資や家計の効率を考えると、「買った瞬間に2割、3割と資産価値が目減りするものに、一生のローンを背負うのはリスクが高すぎるのではないか?」という疑問が、頭から離れなくなりました。

2. 「35年後の価値」を想像してみる

もし35年後、子どもたちが独立して、自分たちのライフスタイルが変わったとき。

「この家を売って、もっとコンパクトな住まいに移ろう」と考えたとします。

その時、ローンの残債(残っている借金)よりも、家の売却価格が低くなってしまっていたら……。 それは「資産」ではなく、動くこともできない「負債」になってしまいます。

特に、人口減少が進むこれからの時代。 「新築だから将来も安心」という神話は、もはや通用しない。そう感じた私たちは、建物そのものの新しさよりも、
「時間が経っても価値が下がりにくい場所や仕組み」を重視するようになりました。

3. 「自分たちにとっての100点」を探して

もちろん、新築には素晴らしいメリットがたくさんあります。
最新の耐震基準や、誰も使っていない真っさらな空間は、何物にも代えがたい魅力です。

でも、わが家にとっての100点は「新しさ」ではありませんでした。

  • 教育費をしっかり準備できること
  • 将来、自分たちの老後の蓄えに困らないこと
  • 家族で美味しいものを食べ、旅行に行けるゆとりがあること

これらの「家族の幸せ」をすべて満たすためには、新築のキラキラした魔法にかかるのではなく、
「すでに価格が落ち着いている中古物件を、自分たちの手で価値あるものに再生させる」
という道が、一番の近道だと思えたのです。


次のステップへ

「新築ではない」と腹をくくった私たち。 しかし、中古物件の世界は、新築以上に「目利き」が難しい場所でした。次に見えてきたのは、理想の条件を満たす中古物件を探し抜く、宝探しのような日々の記録です。

次回の記事: [04] 中古物件という「宝探し」の日々:家族の笑顔を守る場所を求めて

目次はこちらになります

この記事を書いた人

地方都市で働くSEです。
妻と2人の子供、4種のインコ(オカメ、コザクラ、ボタン、セキセイ)と暮らしています。
2025年、築16年超の中古住宅をリフォームし、家族での新生活をスタートさせました。この家は「賃貸併用住宅」として運用しつつ、屋根には太陽光パネルを設置。住まいそのものを資産に変え固定費の削減を実践中です。
「今日がいちばんわかいから」をモットーに、論理的に考え、安全運転で暮らしを整える過程を記録しています。

【このブログで発信していること】
住まいと家計: 賃貸併用住宅・ソーラー導入効果・投資など、「数字の多寡」よりも「仕組み作り」を重視した資産形成術。
食と健康管理:「減塩生活」という制約を楽しみながら、焼肉きんぐや丸亀製麺、スイーツの楽しみ方。
育児と鳥: 2児の育児について、鳥との快適な同居生活
趣味と日常:ゲーム(原神/DQX他)、雑記、旅行など
40代パパのリアルな試行錯誤が、同じような悩みを持つ誰かの「次の一歩」のヒントになれば幸いです。

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