[05] 運命の「完全分離二世帯住宅」との出会い:間取り図に隠された「お宝」の予感

住まいと暮らし
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中古物件のポータルサイトを毎日チェックしていると、時々、情報の出し方が極端に不器用な物件に出会うことがあります。

私たちが目にとめたその物件も、まさにそうでした。 掲載されているのは、1枚の外観写真と、簡単な間取り図だけ。室内写真もなければ、詳しいアピールポイントも書かれていない。普通なら「よくわからないから次へいこう」とスルーしてしまいそうな、そんな簡素なページでした。

でも、私はその間取り図の「ある違和感」から目が離せなくなりました。

1. 間取り図に並んだ「1Fと2F、それぞれにある水回り」

その間取り図には、1階にも2階にも、キッチンとお風呂が描かれていました。 「よくある二世帯住宅なのかな?」

そう思いましたが、以前読んだ『日本を守る家』という本にあった、家賃収入でローンを助けてもらう「賃貸併用住宅」の例が頭をよぎりました。

もし、この間取りが単に部屋が分かれているだけでなく、インフラまで切り分けられる「完全分離」なら、フロア貸しに出すという選択肢が生まれるのではないか?

ネットの情報は少なすぎて、確証はありません。でも、この「水回りが2つずつある」という事実が、妙に気になっていました。

2. 直感を信じて、現地で「答え合わせ」

「まずは自分の目で確かめてみよう」

そう決めて、家族で現地へ向かいました。 そこで待っていたのは、ネットの簡素な情報からは想像もできなかった、理想的な「器」でした。

案内された建物の外壁を確認した瞬間、私の直感は確信に変わりました。
そこには、1階用と2階用のメーター類(電気・水道・ガス)が、すべて独立して並んでいたのです。

「これは、ただの家じゃない。完璧な『2つの住居』が重なったシステムなんだ」

玄関も別々、生活機能も別々。これなら、自分たちが1階に住みながら、2階をフロア賃貸として運用することが物理的に可能になります。

3. 「情報の少なさ」の裏側にあった、本当の価値

多くの人が見落としてしまうような簡素な募集情報。でも、その間取り図の奥に隠されていたのは、私たちが理想としていた「家賃をもらいながらローンを返す」という、資産形成のプラットフォームでした。

前オーナーさんが、プライバシーと家計をきっちり分けるためにこだわり抜いた、本気の設計。 築16年超という時間は経っていましたが、建物の造りは非常に頑丈で、愛情を込めて手入れされてきたことが伝わってきました。

「この家なら、私たちの未来を支えてくれる」

ネットの情報を疑い、自分の足で「答え合わせ」に来たからこそ出会えた、運命の1軒。私たちは迷うことなく、この家を新しい家族の拠点に選ぶことに決めたのです。


次のステップへ

理想の「器」を手に入れ、夢が大きく膨らんだ私たち。 しかし、その先に待ち構えていたのは、賃貸併用という少し特殊な物件ゆえの「お金」の現実でした。住宅ローンの高い壁、そして持病という予期せぬエラー。その泥臭い奮闘記が始まります。

次回の記事: [06] 持病と銀行選びの難航:住宅ローンという「最後の関門」への挑戦

この記事を書いた人

地方都市で働くSEです。
妻と2人の子供、4種のインコ(オカメ、コザクラ、ボタン、セキセイ)と暮らしています。
2025年、築16年超の中古住宅をリフォームし、家族での新生活をスタートさせました。この家は「賃貸併用住宅」として運用しつつ、屋根には太陽光パネルを設置。住まいそのものを資産に変え固定費の削減を実践中です。
「今日がいちばんわかいから」をモットーに、論理的に考え、安全運転で暮らしを整える過程を記録しています。

【このブログで発信していること】
住まいと家計: 賃貸併用住宅・ソーラー導入効果・投資など、「数字の多寡」よりも「仕組み作り」を重視した資産形成術。
食と健康管理:「減塩生活」という制約を楽しみながら、焼肉きんぐや丸亀製麺、スイーツの楽しみ方。
育児と鳥: 2児の育児について、鳥との快適な同居生活
趣味と日常:ゲーム(原神/DQX他)、雑記、旅行など
40代パパのリアルな試行錯誤が、同じような悩みを持つ誰かの「次の一歩」のヒントになれば幸いです。

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