[11] ついに載せた!太陽光パネルの1年目:おひさまの恵みと「納得」の選択

住まいと暮らし
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中古住宅を購入してリフォームを計画したときから、私の頭の中にずっとあった大きなパズル。それが「太陽光パネル(ソーラーシステム)」の導入でした。事前の工事を色々と済ませ、2026年3月に満を持して屋根に載せたのは、6.8kWのソーラーパネルと5.5kWのパワーコンディショナです。

これまでは電気代の請求書が届くたびに、「また値上がりしているな……」とため息をつくばかりの受け身の生活でした。しかし、屋根の上に小さな発電所が完成してからは、わが家のエネルギーへの向き合い方はガラリと変わりました。今回は、おひさまの恵みによってわが家の電気代や売電の見通しがどう動いているのか、リアルな実感をお届けします。

信頼できる業者さんと出会うまで

ソーラー業界は、正直なところ「本当に大丈夫?」と不安になるような噂も耳にします。 せっかくの資産形成も、高い買い物で失敗しては本末転倒です。

そこで私は、実績のある一次受け会社だけを紹介してくれる「ソーラーパートナーズ」というサイトを利用し、3社からお話を聞きました。 しっかりと相見積もりを取り、調査から契約まで1年かけて丁寧に進めたことで、自信を持ってハンコを押すことができました。

「蓄電池」を外して、回収期間を優先

最初は「ソーラー+蓄電池」のセットで考えていました。 でも、わが家でどれくらい効果が出るか詳しく計算してみると、意外なことが分かりました。

  • パネル+蓄電池: 原価を回収するまで13年以上かかる
  • パネルのみ  : 回収まで8年くらいに縮まる

この差を見て、「今は蓄電池を見送るのが、一番効率が良い」と判断しました。
数字で比較したことで、迷いなく決断することができました。

「自家消費」の安心感

まず一番大きく変わったのは、やっぱり日中の圧倒的な安心感です。わが家にはやんちゃ盛りの小さな子どもが2人いますし、何より24時間の温度管理が欠かせない4種類のインコたちがいます。そのため、冬場の暖房や夏場のエアコンは、人間が不在のときでも止めるわけにはいきません。これまでは「今月の電気代はいくらになってしまうんだろう」という不安が常に頭をよぎっていました。

それが、ソーラーパネルを載せてからは、晴れた日中であれば、リビングのエアコン、インコ部屋のヒーター、さらには洗濯乾燥機や食洗機を同時に動かしても、すべて屋根の上で作った電気だけでまかなえるようになったのです。

  • 電気を買わない時間帯の誕生: 電力会社から高い電気を買う量が一時的にほぼゼロになるため、日中の活動にかかるエネルギーコストを劇的に抑えられています。
  • 心理的なゆとり: 「電気代がもったいないからエアコンを我慢する」というストレスから解放され、家族も鳥たちも快適な環境をノータイムで維持できるようになりました。

最初の3年と4年目以降の「売電シミュレーション」

日中に太陽光で発電した電気のうち、まずはわが家でリアルタイムに消費する「自家消費」に回ります。ここで浮いた電気代が、目に見えない第一の節約効果です。そして、使い切れずに余った電気は、電力会社が自動的に買い取ってくれます。これが「売電」です。

現在のわが家のロードマップでは、この売電収入について以下のような段階的な見通しを立てています。

  • FIT開始からの3年間(毎月1万円前後の見込み): 手厚い固定価格で買い取ってもらえる最初の3年間は、春や秋のカラッと晴れた季節を中心に、毎月平均して1万円ほどの売電収入が口座に振り込まれる見込みです。冬場や夏場は売電額こそ下がりますが、そのぶん「自家消費」側で高い電気を買わずに済むため、トータルの負担は軽くなります。
  • 4年目以降の大きな変化(毎月3,000円台への下落): 4年目を迎えると売電価格はこれまでの約3分の1に落ち込んでしまうと考えています。そのため、ここからは「安い価格で売るくらいなら、余った電気は100%自分たちの家で使い切る」という戦略への切り替えが必要です。

売電が始まるまでは、余った電気は売ることができず、そのまま捨てられてしまいます。
(正確には管轄の電力会社に寄付という形になります)
モニターでこれを見ていると、どうしても「もったいない!」と感じてしまいました。

そこで急遽導入したのが、大容量のポータブル電源です。
昼間に余った電気を貯めておき、夜間に活用する。蓄電池を諦めた代わりに、
この運用でどれだけ電気代を抑えられるか、今はパズルを解くような感覚で楽しんでいます。

おひさまで固定費をコントロールする

これまでは、電気代という「自分ではコントロールできなかった固定費」に対して、ただ請求書を見て一喜一憂するしかありませんでした。しかし、おひさまの力を借りることで、自分たちの手で家計の支出を引き算していけるという確かな手応えを感じています。

ただ屋根の上にパネルを載せただけですが、それはわが家にとって、エネルギーを無理なく自給自足して家計を力強く守るための、最高に頼もしい第一歩となりました。

売電収入が下がってしまう4年目のデメリットを、わが家はどうやってカバーしていくのか。実はそのタイミングに合わせて、ガスを完全に廃止して固定費削減効果をさらに上乗せする「エコキュートの追加導入計画」を同時に進めています。

次回予告:[12] 蓄電池はやめて「ポータブル電源」へ:高価な蓄電池より、わが家に合っていた「ポタ電」という賢い選択肢。

この記事を書いた人

地方都市で働くSEです。
妻と2人の子供、4種のインコ(オカメ、コザクラ、ボタン、セキセイ)と暮らしています。
2025年、築16年超の中古住宅をリフォームし、家族での新生活をスタートさせました。この家は「賃貸併用住宅」として運用しつつ、屋根には太陽光パネルを設置。住まいそのものを資産に変え固定費の削減を実践中です。
「今日がいちばんわかいから」をモットーに、論理的に考え、安全運転で暮らしを整える過程を記録しています。

【このブログで発信していること】
住まいと家計: 賃貸併用住宅・ソーラー導入効果・投資など、「数字の多寡」よりも「仕組み作り」を重視した資産形成術。
食と健康管理:「減塩生活」という制約を楽しみながら、焼肉きんぐや丸亀製麺、スイーツの楽しみ方。
育児と鳥: 2児の育児について、鳥との快適な同居生活
趣味と日常:ゲーム(原神/DQX他)、雑記、旅行など
40代パパのリアルな試行錯誤が、同じような悩みを持つ誰かの「次の一歩」のヒントになれば幸いです。

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