私たちの家にソーラー設備と、頼もしい相棒であるポータブル電源がやってきてから、私には毎日の密かな「お楽しみ」ができました。それは、日々のお天気の移り変わりを見ながら、家の中の電気のやりくりをゆるく工夫することです。
「今日は朝から気持ちよく晴れているから、お昼前にたくさん発電しそうだな」
「それなら、今のうちにポータブル電源に、電気をたっぷり充電しておこう」
そんなふうに、太陽の動きに合わせておうちの電気の通り道をほんの少し意識してあげる時間が、毎日のちょっとした気分転換になっています。
お天気に合わせて、ちょっとだけ工夫してみる
具体的なやり方は、日々の暮らしにちょっとした工夫をプラスするだけなので、とてもシンプルです。
晴れた日の日中、太陽光パネルが元気に発電して電気が余り始めたら、そのタイミングで定位置にあるポータブル電源への充電をスタートします。本来ならそのまま通り過ぎていってしまうはずの電気を、ポータブル電源の中に貯め込んでおくわけです。
もちろん、毎日四六時中モニターを睨みつけているわけではありません。「今日は雨だな」と思ったらポタ電の充電時間を少しずらしてみたり、「あ、今はちょっと発電が少ないから、IHの火力を少し弱火にしておこうかな」「乾燥機を使うタイミングを午後に回そう」といった、気がついたときのちょっとした調整で十分です。ポタ電自体は置き場所を固定してあるので、本体をあちこち動かすような面倒な手間もありません。
高い夜間電気を狙い撃ちで引き算する
そして、太陽が沈んで発電が下がる夕方が来たら、今度は貯めておいたポータブル電源の出番です。
夜間の高い電気を電力会社から買う代わりに、昼間に貯まったポータブル電源から電気を取り出して、特定の家電の電力に充てていきます。
ポタ電に繋いでいるのは、炊飯器やトースター、ドライヤー、そして妻のPC周りの周辺機器(本体以外)など。家全体の電気を丸ごとカバーしようとすると莫大な費用がかかりますが、こうして日常的に電力をよく使う場所や、毎日確実に使う場所を狙い撃ちして「部分負荷」でカバーするだけで、電気代は十分に引き算することができます。
「今日の夜の分の電気も、お昼の太陽の光でしっかりまかなえた」
そんなふうに、おうちのエネルギーの流れを自分なりに工夫していく毎日の小さな取り組みが、家族の快適な暮らしを支え、将来のための確実な資産形成の土台をより強くしてくれています。
我慢はしない、パズル感覚の楽しさ
こうした毎日のやりくりを続けていると、家計の固定費が少しずつ、けれど確実に削られていくのが数字として目に見えて分かります。毎月の電気代の請求書が届いたとき、「去年と比べて効果出ている」と確認する瞬間は、なんとも言えない達成感があります。
これは、生活レベルを落としてエアコンを我慢するような、辛い節約とはまったく違います。おひさまがくれた自然の恵みを、道具を上手に使って無駄にせずに使い切るという、クリーンエネルギーの有効活用です。
天気と上手にお付き合いしていく毎日の小さな取り組みこそが、私たちの家計管理にぴったりとはまった、とても大正解な決断でした。


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